大腿神経麻痺のリハビリ生活日記

2017年3月8日、人工股関節の手術で、大腿神経麻痺となりました。日々強くなる痛みと痺れ、24時間片足を電気風呂にいれているような地獄の苦しみと、沸き起こるような中心部からのしびれで夜中に何度も目が覚める日々に耐えながらも、リハビリしています。看護師の私がなぜ?自分の勤めている病院でどうしてこんなことに?なぜ私なの?時にくじけそうになりつつも、周りの人たちに助けられながら生活を送っています。術中の過誤による大腿神経麻痺は大変珍しく、ブログがほとんどありません。是非「コメント」をお聞かせください。お返事いた

昔の出来事⑤「手術の結果」

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手術が決まり、ようやく治療をしてもらえると当日は両方の両親も来てくれました。

手術の終わりに家族が全員見守っているなかで先生が出てきました。今もすべて鮮明に覚えています。

 

 

「手術は成功しました。メッシュもいれて肺の膨らみも確認できました。後でレントゲンで説明しますが内蔵は定位置に戻っています。しかし大変なことがありまして・・・」

 

 

当初、腹腔鏡で行おうとしてた手術でしたが、いったん手術を始めると、腹腔鏡ではできないことが判明し、急遽、開胸手術に切り替えたそうです。

 

でも腹腔鏡をそのままにして手術を始めてしまったんです。

 

腹腔鏡というのは内視鏡と同じで、先端にとても強い光源が集中しかなりの熱を発します。私は内視鏡技師の資格を持っていますのでどれだけ熱いかはわかります。

 

手術中、忘れ去られた内視鏡の先端は、何時間もの間、こどもの右の股関節に置き忘れたままです。

 

その頃3名の研修医がついていました。もちろん手術にも加わっていました。人手不足というのは言い訳にはなりません

 

術後の説明は・・・

 

「手術はうまくきましたが、スタッフの手違いで、股関節に大きなやけどを負わせてしまいました。この黒く真っ黒に焦げているところがそうです」

 

1才半の右の股関節に親指大の黒く焦げた真っ黒な跡がありました。

 気が遠くなるような気がしました。

 

なにがおこったかわからず、成功するのを集まった家族で喜ぶはずだったのに、黒く焦げた足をみて全員が凍りつきました。